西暦3000年。

巨大閉鎖施設ルーデシアでは、中世ゴシックと高度な科学技術の融合した、
テクノゴシックと呼ばれる独自の文化が発達していた。

施設を支配する天才少女ルーデシアの開発した、
肉体から魂を切り離す技術『外在魂』は、
人間を半不死の怪物へと造り替えた。

この街に住む、主人公ヤオとクルスの二人のパートナーは最高の賞金稼ぎであり、
ルーデシアと三人で家族のような日々を過ごしていた。

しかし、ヤオとクルスは過ちを犯し、ルーデシアを失い、すべてを失った。
失意に沈む二人の前に、閉鎖施設ルーデシアで最大の権力を持つ集団、
教会特区から、街に出現した生ける死者であるゾンビーの調査依頼が舞いこむ。
調査が進む中で、自分たちの追う事件に、ルーデシアの死と深い関連があることを突きとめる。

真相を解き明かすため、かつて二人の魂を結びつけた絆を取り戻すために、
ヤオとクルスは怪物との戦いへ身を投じてゆく。