■ヤオ・マクマナス

Age : 28

本編の主人公。
閉鎖施設ルーデシアの生まれではなく、外部都市出身の元文献学者。

外部から研究者として招かれたが、クルス、ルーデシアと出会い、研究者の道を捨て、賞金稼ぎとなることで二人を養うことを決める。
性格は温厚で冷静な一家の家長ではあるが、金銭面に関してはケチなところがあり、浪費家のクルスとルーデシアをいつも叱っている。

戦闘時は電子情報でできた常人には見えない糸を操り、敵の情報を集める技能『スパイダリング』を駆使する。


■クルス・スオ・バルデシオン

Age : 14

ヤオのパートナー。
閉鎖施設ルーデシアで生まれた子供の第一世代であり、施設の権力者である貴族の娘。

現在は家が没落し、クルスを除いた家族はいない。
浮浪者として街をうろついているとき、カモにしようとくっついたヤオと一緒になったまま、現在に至る。

貴族だったころの名残か、性格は高慢な面をのぞかせる口調が目立つが、言動自体は礼儀を重視する。
浪費を当然とするところがあり、新作が出ては洋服をすべて買い換えるため、倹約家のヤオと言い争いになることも多い。

戦闘時はヤオのスパイダリングから手に入れた情報から、最善の武器を生み出す才能『スクレイピング』を操り、
どのような危機でも突破口を見つけ出す。


■ルーデシア
Age : 13

ヤオとクルスの養女であり、天才エンジニア。
知能の高さからか、相手を見透かしたような口調と年齢相応の子供っぽい言葉遣いが混ざることが多く、ヤオとクルスを戸惑わせる。

ルーデシアは十歳の時点で、魂を分離し、別の肉体へ移植する技術『外在魂』と魂を融合/交換する技術『内在魂』を開発する。
外在魂を誰にでも扱うことのできる技術としてばらまき、人間の進化を一段階推し進め、その変化を楽しんでいる。

また、閉鎖施設ルーデシアは天才技術者である彼女の名前が使われている。